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今月の旬の魚

2016.12.29

1月の旬の魚は「ヒラメ」

1月の旬の魚は「ヒラメ」。
「左ヒラメに右カレイ」といわれるように、お腹を手前にして置いた時に左側に目と口があるのがヒラメです。
よ~く見ると、カレイと比べてヒラメの口は大きめで、見事な歯を持っています。実はヒラメは、稚魚の時はエビやカニを、成魚になったらアジやイワシなどの小魚を食べる肉食魚。
そんなグルメなヒラメにとって、魚の宝庫である五島灘は絶好の餌場。だから長崎のヒラメはおいしいというわけです。
今回は、長崎市内でのヒラメの漁獲高ナンバーワン(H27)の長崎市新三重漁業協同組合にお邪魔して、お話を聞かせてもらいました。

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「ヒラメの旬は冬。昨年の1月から3月の水揚げ量は17トンでした」と話すのは青年部部長の田口力也さん。例年12トンから13トンくらいが水揚げされていて、昨年は特に大漁だったとか。
海の底を這うように泳ぐヒラメは、魚の通り道に網を仕掛ける古くからの漁法「刺網漁」で漁獲します。1回の漁で100kgほどを漁獲。1kgから2kgのものを中心に、大きいもので6kgくらいのものが獲れることもあるとか。
「身が締まっていて1番おいしいのはこれくらいのサイズ」と言って見せてくれたヒラメは、小さめの座布団くらいの大きさ。1kgから2kgとのことですが、横にペタンと広がっているので、重さの割にサイズが大きい! ちょっと気の強そうな眼もあいまって、存在感があります。

 

さて、おいしい食べ方は?
もちろん刺し身は外せません。熱を通しても硬くなりにくいので、ムニエルにも適しています。
田口さんのイチオシを聞くと「フライやね。揚げてそのままでもいいし、マヨネーズを付けてもうまかね」とのこと。ご自宅でもよく作っているのだそうです。

 

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新三重漁協で獲れたヒラメは、市内の鮮魚店や料理店をはじめ、大阪や京都の市場への出荷、地方発送などで全国に出回っています。
今の時季ならヒラメのほか、アジやヒラマサ、ブリ、タイがおすすめです。
漁協の活魚センターでいけすで泳ぐ新鮮な魚を市価よりおトクに直接購入できるので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

 

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●お店のデータ
長崎市新三重漁業協同組合活魚センター
住所:長崎市三重町348-9
電話番号:095-850-1587
営業時間:8時半~17時
定休日:1月1日~4日
備考:駐車場あり
ホームページ:http://www.jf-shinmie.or.jp/index.html

 

 

 

続いて、おいしいヒラメ料理がいただけるお店を2店舗紹介します。
まずはこちら。

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長崎の海の幸が種類豊富に揃うことで知られる「いけ洲居酒屋むつ五郎」。鮮魚店から始まり約100年の歴史を持つ、まさに魚のプロによる居酒屋です。長崎のブランド魚に力を入れていて、「野母んあじ」や「ごんあじ」もいただけます。
こちらの自慢は何といっても、普通の居酒屋にはない大きないけす。店内には大小いくつものいけすがあって、15種類から20種類もの旬の魚たちがのびのびと泳いでいます。
特に、活魚の中でも繊細といわれるイカには水質や温度に細心の注意を払っていて、イカの活き造りは言わずと知れた看板料理です。

 

お待ちかねのヒラメのお料理はこちら!
「平目の活き造り」(1匹4200円から)。夜だけでなくお昼もいただけます。

 

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使用しているのは、長崎市高島町にある長崎高島水産センターで養殖された「はっさくヒラメ」。
料理長の出口勉さんが「はっさくヒラメは、淡白でありながら、程よく脂が乗っていておいしいですよ。高島産の八朔をジュースにしてヒラメの餌に加えているため、生臭さが抑えられ、ほんのりと柑橘系の香りが漂います」と教えてくれました。
ヒラメは、活き造りのほか、にぎりやカルパッチョもあります。コース料理に唐揚げが登場することもあるとか。
「当店はメニューの豊富さも売りの1つです。お子様ランチもあるので、ご家族でぜひどうぞ」とのことです。

 

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魚好きの地元客はもちろん、観光客やおもてなしにも人気のお店。週末はほぼ満席になるので、予約をしてからの来店が確実です。

 

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●お店のデータ

いけ洲居酒屋むつ五郎
住所:長崎市八幡町9-8
電話番号:095-826-6560
営業時間:11時~14時(13時半LO)、17時~22時(21時半LO)
定休日:12月31日15時~1月4日まで
備考:ランチタイムのみ全席禁煙、駐車場6台
ホームページ:http://www.mutugoro.net/

 

 

 

つづいてはこちらのお店をご紹介。

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路面電車の西浜町停留場から徒歩5分の路地裏にひっそりと佇む「タイチ寿司」です。
テレビや雑誌によく登場し、全国にファンのいるお店。
リピーターを惹きつけてやまないのは、こだわりのお寿司はもちろんのこと、大将の木本太市さんの明るく大らかなお人柄。それはおいおい語るとして、まずはヒラメ料理をごらんあれ。

 

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ひらめづくし(2000円)
ヒラメのにぎり、ヒラメのエンガワの炙りの軍艦にぎりに加えて、白い鉄火巻き、生からすみのにぎり、卵焼きという、じつに長崎らしい顔ぶれです。
ヒラメの最高部位であるエンガワの炙りは、香ばしく、口に含めばとろりとほどける至高の味。コリコリとした食感もたまりません。
「白い鉄火巻」は、長崎独自のすし文化。マグロの赤身を巻いた一般的な鉄火巻きと違い、芯がハマチという、まさに「白い」鉄火巻き。長崎人の好みに合わせて生まれた一品だといわれています。ちなみに、こちらのお店ではヒラス、ブリ、ハマチを使用しています。
生からすみは「長崎の味として、積極的にアピールしていきたい」と大将イチオシ! もちろん、それぞれ単品でもいただけます。

 

さて、大将の木本太市さんが持つもう1つの顔を紹介します。
大将いわく「すしば食べながら、軍艦島の話のできるとが喜ばれとります」と、にっこり。
実は、木本さんは元軍艦島島民。島で実際に使っていた食器を片手に、当時のことを語ってくれるのです。これが観光客に大好評。
他に例を見ない「すしカウンターでの軍艦島ガイド」、一度聞きに行ってみてはいかがでしょうか。

 

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近年は、大型クルーズ船の入港の影響で、外国人観光客の来店も多いとか。
そこで「長崎鮨組合」こと長崎県鮨商生活衛生同業組合では、外国人向けにお寿司の食べ方をレクチャーするパンフレットを作成しました。
「県内の加盟店に設置しています。ぜひ見てみてください」とのことでした。

 

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●お店のデータ
タイチ寿司
住所:長崎市銅座町5-16
電話番号:095-826-2744
営業時間:17時~25時半LO
店休日:日曜日

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