事務局:095-820-6562 長崎市経済局水産農林部水産農林政策課
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今月の旬の魚

2017.02.01

2月の旬の魚は「寒グロ」

2月の旬の魚は「寒グロ(メジナ)」。
釣り人に人気の魚です。全国的にはメジナと呼ばれ、長崎ではクロという名前で親しまれています。
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今回は、釣り歴40年という深堀の漁師さん、山口末義さんにクロのあれこれを教えてもらいました。
一本釣りを専門にしている山口さん。この季節は産卵を控えて浅場に寄って来るクロを狙っています。
クロには2種類あって、回遊性の「オナガグロ」と地元の海に生息する「ジグロ」がいます。ジグロは年中釣れますが、夏場は味が落ちてしまうとか。旬の脂の乗ったクロを「寒グロ」と言うのだそう。

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オナガグロとジグロの見分け方のコツも伝授してもらいましたよ!
写真の2匹をよ~く見比べてみてください。上がオナガグロ、下がジグロです。
尾とエラ、ウロコに違いがあることが分かりますか?
回遊性のあるオナガグロは、力強く泳げるように尾に切れ込みが入っています。ウロコは小さめ。そして何よりの目印は、エラに沿って入った黒いスジ。
「オナガグロの方が身が締まっているけど、旬ならジグロも最高においしいですよ」と山口さん。
どんな調理方法でもおいしくいただけますが、やっぱり刺し身がナンバーワン! 虹色に輝く白身の美しさがたまりません。
小さなものなら、ぜひ湯引きや焼き切りで!とのこと。湯引きは皮に熱湯をかけてから刺し身にするやり方で、焼き切りは皮をフライパンなどで焼いてから刺し身にする方法。
どちらも皮を残して刺し身にできるので、皮と身の間にあるうまみ成分を逃さずにいただけるというわけです。
ちなみに、ベストサイズは1kg程度。
大きいものは皮も身も硬いので、皮をはいで薄めの刺し身にするのがいいとか。

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深堀の海と町をこよなく愛する山口さん。
「写真撮影をするなら深堀のえびすさんと一緒に」とにっこり。というわけで、えびす様と一緒にパシャリ。
江戸時代、佐賀鍋島藩領の城下町だった深堀には、今も居城や武家屋敷が残っています。
えびす様も名残の1つ。町の至るところで、海の安全と大漁を祈るえびす様と出合うことができます。
深堀のえびす様はとっても華やか!毎年、地元の方が塗り替えているそうです。

山口さんが釣った魚は、長崎市みなと漁協の深堀支所へ卸されます。
深堀支所では、旬の3カ月の間に830kgものクロが水揚げされるそうです。
ただ、深堀支所では、個人向けの販売は行っていません。
お魚を購入したい場合は、外海支所にある直売店へどうぞ♪

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●深堀支所のデータ
長崎市みなと漁業協同組深堀支所
住所:長崎市深堀町5-703
電話番号:095-871-3171
営業時間:8時~17時
定休日:盆、正月

●外海支所直売店のデータ
長崎市みなと漁協外海支所直売店
住所:長崎市神浦江川町554-6
電話番号:0959-24-0315
営業時間:9時~18時
定休日:第1、第3水曜日
備考:駐車場あり



続いて、おいしい寒グロ料理がいただけるお店を3店舗紹介します。
まずはこちらのお店。
みなと漁協から車で5分ほどの場所にある「居酒屋 かい千」。
昨年5月にオープンしたばかりの海鮮居酒屋です。

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「おいしい深堀の旬の魚をどうぞ!」と笑顔で迎えてくれたのは、店主の大橋正人さん。
こちらでは、地元の漁港から直接仕入れることで、鮮度はもちろんのこと低コストを実現。ランチメニューが500円からいただけるとあって、早くも主婦の人気を集めています。
例えば、かい千(海鮮)丼は600円、焼魚定食や日替わり定食は500円と、実にリーズナブル! 夜は一品料理や、その日仕入れたおすすめの地魚料理が豊富にラインナップしています。
「直接買い付けているので、漁師さんが釣り上げたちょっと珍しい魚を入荷することもありますよ。お手頃価格でお出ししているのでお気軽にどうぞ」と大橋さん。

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さて、それではお待ちかねのお料理を…。2点紹介しますが、いずれも夜のみの提供です。
まずはクロの姿造り。宴会などにおすすめで、要予約となっています。
お値段は時価で、写真のもので3000円程度。もちろん1人前からいただけます(580円程度)。

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続いては、クロの唐揚げの野菜あんかけ(780円)。
たっぷりの油で揚げたクロは、外はカラッと、身はふわふわ。地元の季節の野菜を使ったあんがトロリと絡む絶品メニュー。ダシは魚の骨からとっていて、しっかりと魚のうまみが感じられます。

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そのほか、クロは塩焼きや煮付けでもいただくことができます。
かい千(海鮮)丼に入ることもあるそうです。

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店内は明るく清潔な雰囲気。ママ友会が開催されるのも頷けます。
カウンターや中宴会向きの座敷もあるので、1人でも大勢でもぜひどうぞ♪

●お店のデータ
居酒屋 かい千
住所:長崎市平瀬町89-2
電話番号:095-878-6680
営業時間:11時半~14時、17時半~23時
定休日:火曜日
備考:駐車場あり



つづいてはこちらのお店をご紹介。
長崎市の繁華街、思案橋にある「地魚と旬菜 雑魚屋 長崎思案橋店」です。
目印は、店頭に設置されたカタクチイワシのいけす。珍しいカタクチイワシの刺身(780円)は、お店の人気メニューの1つです。

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こちらは、本県屈指の総合外食産業である庄屋フードシステムが手掛ける海鮮居酒屋。
活魚をメインに、和はもとより洋の素材も取り入れた創作料理も豊富にそろう、頼れるお店です。
魚は鮮度と安全性にこだわり、契約漁業者の船や市場から直接買い付けて、その日のうちに専用車でお店に直送しています。
仕入れた魚は店内のいけすへ。当日のいけすの情報は、各席に設置されたモニターでチェックすることができます。
気になる魚があったら、お造りや煮魚、焼き魚、天ぷらなど希望の調理方法を伝えるシステム。

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こちらは、メジナ(クロ)の活き造り。写真のもので3280円です。
「旬なので、身がぷっくり! 締まっていてうまみがありますよ」とは副料理長の田川和貴さん。
モニターに「メジナ(クロ)」の文字があったら、ぜひオーダーしてみてくださいね。

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そのほか、お昼のみのサービス御膳(税別830円~)や、3カ月ごとに変わる季節の宴会コースもあります。
近々、グランドメニューが一新して、新しいメニューが増える予定だとか。こちらも要チェックです☆

店内は、いけすの見えるカウンターのほか、ムードのある青いライトが印象的な2人掛けテーブル、少人数での集まりにぴったりな掘りごたつ席、広めの洋風個室、最大50人までOKの大宴会場、屋上庭園の見える個室など席の種類が豊富。
デートや女子会、接待、法事などシーンに合わせて使い分けられそうです。

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●お店のデータ
地魚と旬菜 雑魚屋 長崎思案橋店
住所:長崎市本石灰町5-10
電話番号:0120-897-896
営業時間:11時半~14時半LO、17時半~24時LO
定休日:元日の昼の部
ホームページ:http://www.zakoya.jp



最後はこちらのお店を紹介します。
大波止ターミナルそばにある「大衆割烹 麻寿喜」です。
創業は昭和58年。馴染みの地元客はもちろん、出張で長崎にやって来たサラリーマンが訪れることも多いとか。

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「今日はオナガグロを仕入れといたよ。オナガはやっぱり刺し身でしょ!」と店主の二之宮護さん。
丸々太った立派なクロが、まな板の上にドーン!!と登場。目の前でさばいてくださいました。

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写真は、オナガグロの刺し身2人前(1人前800円程度)。
身はきらきらと美しく、軽く炙られた皮の匂いが食欲を刺激して、垂涎ものです。

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店内はこぢんまりとしながらも、カウンターのほか、個室にできる座敷もあります。店主の護さんと春美さん夫妻を中心に、笑顔の明るいスタッフが出迎えてくれます。

お昼は定食メイン。日替定食600円のほか、刺し身が付いた麻寿喜定食1300円、海鮮丼1300円など。
夜は一品料理やコース(3000円~)、鍋料理がいただけます。

いちおしは、ちゃんこ鍋(1人前1570円)。
相撲取りだった護さんの義理のお兄さん直伝で、立浪部屋の味付け。鶏ガラとしょう油ベースで、あっさりとしています。
「ちゃんこの語源の由来は長崎発祥よ。ちゃんこに使う中華鍋のことを“チャングォ”と呼んでいて、それがなまって“ちゃんこ”になったって」というマメ知識も教えてもらいました。

そして、もう1つぜひチェックしておいてもらいたいのは「すっぽん」。
こちらは長崎市内では珍しい、すっぽん料理がいただけるお店なのです。
活き血、刺し身、えんがわの酢の物、唐揚げ、丸鍋、雑炊とすっぽんを余すことなく使ったコースは1匹1万800円(大きさによって異なります)。
コラーゲンたっぷりで女性に人気☆
確実に食べたいなら、3日前までの予約がおすすめです。

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●お店のデータ
大衆割烹 麻寿喜
住所:長崎市元船町11-22
電話番号:095-826-7814
営業時間:11時半~14時、17時半~24時(23時LO)
定休日:不定
ホームページ:http://www.geocities.jp/masuki_nino/

 

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